できるかできないかじゃなく
やるかやらないか
店舗の運営だったので、スタッフのほとんどがアルバイトという状況の中で、時間給で働くアルバイトと、正社員で働く自分との違いの部分で、モチベーションを上げるのに苦労してしまったんです。
あと、会社の理念と自分の考え方の違いを感じるようになって退職を決意しました。
そこから、安定して働ける「事務職」を希望して、企業の種類を問わずかなりたくさんの会社に応募したんですが、見事に落ち続けたんです…
なので、その時は不動産に興味があってエフステージに入社した訳ではなくて、エフステージに拾っていただけたという感じですね。
入社のタイミングがちょうど1回目の緊急事態宣言頃だったので、1か月半くらい会社に行けない時期が続いて、管理課の研修を1か月半くらいやった時に、コンサル部の上司から「やってみないか」とお誘いがあって移動したという感じですね。
不動産業ってやっぱりどこかブラックなイメージがあって、コンサル部に行くことにすごく悩んだんですが、お給料がいいというのと、試しにやってみてダメだったら戻ってもいいよと言われていたので、チャレンジをしてみることにしたんです。
不動産の知識に関しては上司から日々教えてもらいつつ、自分でも宅建の勉強を始めて学んでいったという感じです。
この失敗を私はすごくやりまして、たぶん一番最初につまずいた部分ですね。
物件購入はお客様にとってとても大きな買い物なのですが、当時はその重さをあまり感じていなかったんです。
そこから不確定なことは言わない、その場で分からないものは「確認します」、確認しても分からないものは「確認しても分かりませんでした」と返答することを大切にしています。
昇格のために特別努力したということはあまりなかったのですが、入社して2年目で宅建が受かりまして、重説が読めるようになったので、最初から最後まで1人で完結できるようになったというのは大きいですね。
あと、かなり多くの失敗を繰り返したので、「石橋を叩き壊して渡る」くらいの感じで、かなり慎重に仕事をするようになったのも良かったと思っています(笑)
ただ、主任昇格の時はまだ周りのサポート・フォローに頼っていた部分もあって、時間の管理ができず、毎日残業をしても終わらないという時がありました。
今ではスケジュールの優先順位を自分の中で判断できるようになって、定時で帰れるようになりましたね。
日々のトラブルをどうやって減らしていくのかというのは係長同士で話し合って決めていたり、私も失敗を多くしてきた方なのでアドバイスであったり、業務過多になっていないか業務の振り分けなどを話し合っています。
割とすぐにお客様とのやり取りが楽しいと思えたんです。
我々は売主なので、お客様から難しい要求とかもありますが、そこを交渉したり、無理なものは無理とはっきり伝えることも結構楽しくて、お客様にとって不利になることを伝えるのにも全く抵抗がないので、自分にはお客様対応はすごく向いているなと思っています。
仕事は未経験で入ってもしっかり覚えられるので大丈夫ですが、自分の価値観みたいなものがガチガチで、融通が利かないとたぶん成長も遅くなってしまうから、物事を素直に受け入れてくれる人の方がいいですね。